ぬいぬいにゃんこの雑学帖

手芸と猫好き人間による、手芸と猫好きのためのブログ

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三つ折始末を覚えよう!ジーンズの裾上げのやり方を解説

ぬいぬいにゃんこです。

ブログにお越し頂きありがとうございます。

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今回はジーンズ(三つ折始末)の裾上げの仕方をご紹介します。

このやり方でチノパンも裾上げできます。

 

このコロナ禍でミシン買ったけど、マスクしか作ってないという方!

そのミシンで裾上げしてみませんか?(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

 

用意するもの

・ミシン

 

・裁縫道具

  • 裁ちばさみ
  • ものさし
  • まち針(安全ピンでも可)
  • チャコ(なければ鉛筆でも可)
  • 仮止めクリップ又は目玉クリップ(あれば)

 

・ミシン糸

シャッペスパンの30番で、裾の縫い目に近い色(お好みの色に変えてもOK)

 

このピンクの糸巻きが目印です。

 

ジーンズ用と書かれた糸もありますが、それは20番という太い糸です。

家庭用ミシンでは30番の糸までしか使えないので買ったらダメです。 

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・ミシン針

オルガン製の16番(厚地用)

 

 

ジーンズを縫う時は30番の糸と16番のミシン針を使いますが、

チノパンや綿パンの時は生地の厚さに合わせて変えてください。

 

生地と針と糸の関係についてはこちら↓

生地に合わせた針と糸選びの重要性。仕上がりにもミシンの寿命にも影響します。 - ぬいぬいにゃんこの雑学帖

・アイロンとアイロン台

おうちにあるもので大丈夫です。

 

・木づち(あれば)

 

ジーンズの裾上げの仕方

①詰める丈を決めてまち針でとめる

どのくらい丈つめするか決めます。

ジーンズを履いて、裾を外側に折り返して長さを決めます。

 

長さが決まったらまち針(安全ピン)でとめておきます。

この時脇の縫い目を揃えます。

とめておかないと脱ぐ時に折り返したところがズレます。

 

できれば誰かに手伝ってもらった方が正確に採寸できます。

自分で留めようとすると、前屈みになるのでその分丈が短くなります…

 

②出来上がりと縫い代に印をつける

ジーンズを脱いで、伸ばした状態で床やテーブルの上に置きます。

折り返した部分の長さを測ります。

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測ったらまち針を外して折り返した部分を元通りに伸ばします。

裾から先ほど測った寸法を取り、チャコで印をつけます。

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内股と外股の2箇所につけます。

 

その2箇所を結ぶのですが、一本線を引くのではなく点線で引きます。

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これが出来上がり線になります。

 

次に裾の折り目の幅を測ります。

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測った長さを2倍した寸法が縫い代幅となります。

このジーンズは1cm幅だったので縫い代幅は2cm取ります。

 

出来上がり線から裾側に縫い代幅を取ってチャコで線を引きます。

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ここは一本線でいいです。

これが裁断線になります。

 

③縫い代線で裁断する

裁断線に沿って裁ちばさみで切ります。

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出来上がり線と裁断線を間違えて切らないでくださいね!

出来上がり線は点線で、裁断線は一本線で引いたのは裁断ミスしないためです。

 

 ④縫い代をアイロンで三つ折りにし、脇の厚くなっているところを平らに潰す

裾を出来上がり線に沿って内側に折り曲げ,アイロンをかけます。

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折ったところを一度開き、裾を出来上がり線の折り目に合わせて折ります。

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その状態で出来上がり線で折り上げ、もう一度アイロンを掛けます。

しっかり折り目をつけるのがポイントです。

 

脇の縫い目のところは縫い代が重なって厚くなっています。

このままミシンで縫うと針が折れて危ないので、

縫い代を少しカットします。

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折り目を戻し、アイロンでギューっと押さえて可能な限り平らにしておきます。

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⑤ミシンで縫う

ミシンに30番の糸をかけ、16番の針に変えておきます。

縫い目の大きさは3〜3.5にします(ちょっと大きめの縫い目)。

裁断した時に出た残り布で試し縫いをして糸調子を合わせておきます。

 

履いた時に内側になる方の脇から縫いはじめます。

返し縫いしたところが外から見えにくいからです。

 

最初の数針ははずみ車(プーリーとも言います)を手で回して縫います。

脇は縫い代が重なって厚くなっているので、いきなりミシンで縫うと針が曲がったり折れたりして危険です。

木づちがある方は、木づちで段差の部分を叩いて均してもOK。

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(※職業用ミシンしか持ってないので職業用ミシンで撮影してます。)

 

厚いところは針が進みにくいので指や目打ちで押してあげるといいです。

指まで縫わないように注意してくださいね。

 

厚いところを手動で縫ったら、ミシンを踏みましょう。

スピードは少し遅めにして、ゆっくり縫います。

アイロンで折った幅をキープして、折り山から0.2mmのところを縫うとキレイに仕上がります。

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脇線がズレないように気をつけて!

生地を少し引っ張り気味に持つとズレにくくなります。

5〜6cm縫うごとに押さえを上げて上側の生地のたるみを取るとなお良いです。

 

脇のところは、手ではずみ車を回してください。

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家庭用ミシンだとモーターが小さいので段差を乗り越えられるだけのパワーを持ってないんです。

無理やり縫うと針が折れるし、ミシンの寿命を縮めますのでご注意ください。

 

一周したら始めの縫い目に数針重ねて縫い、返し縫いして糸を切ります。

ここも生地が厚くなっているところなので針を折らないよう気をつけてくださいね。

返し縫いボタンで返し縫いすると針が折れるので生地を回転させて手動で縫いましょう。

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反対側も同様に縫います。

 

縫い目が外れているところがないかチェックして、

縫う行程は終了です。

 

⑥もう一度アイロンをかけて整える

もう一度アイロンをかけます。

内側の縫い代を整えたら、当て布をして表側からプレスします。

縫うときに少々失敗しててもアイロンでごまかせます(笑)

 

まとめ:コツはゆっくり・正確に・安全に・丁寧に!

おうちでジーンズの裾上げをするときのポイントは,

 

  • 厚地用の針と糸を使う
  • 正確な印つけと裁断
  • アイロンを丁寧にかける
  • 生地が厚くなっているところ・段差があるところは手ではずみ車を回して縫う
  • ミシンのスピードはやや遅め

です!

 

おうちで裾上げできると、費用は糸代と針代ぐらい(4〜500円)で済むので節約になります。

お店に出すと1本1000円前後しますからね…

 

 

正直言って全ての家庭用ミシンでジーンズが縫えるわけではないので(ミシンの性能によるところが大きい)、

「うちのミシンじゃ針が進まない」とか「針が折れる」ようでしたらお店に出してください(_ _)

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

参考になれば幸いです(=^x^=)